ミサワホーム、宮城県多賀城市の大学跡地で宅地造成工事に着手、ASMACI多賀城開発事業

ミサワホームは2026年10月20日、宮城県多賀城市で進める「ASMACI多賀城開発事業」の宅地造成工事に着手したと発表しました。
東北学院大学多賀城キャンパスの跡地に、医療・雇用・住環境を融合した、多世代が暮らしやすいまちづくりを目指す計画です。2029年度の「まちびらき」に向けて、工事を段階的に進めます。
工事の安全を祈願する式典を多賀城で実施
着工に先立つ2026年10月19日、多賀城 陸奥総社宮で安全祈願祭が行われました。ミサワホームと東北ミサワホームが主催し、事業関係者約30名が参列して、工事の安全と事業の成功を祈りました。式典の概要は次のとおりです。
- 日時:2026年10月19日(月)10:30~11:30
- 場所:多賀城 陸奥総社宮(宮城県多賀城市市川字奏社1番地)
- 主催者:ミサワホーム株式会社、東北ミサワホーム株式会社
- 参列者:多賀城市、株式会社アール・アイ・エー、昭和株式会社、株式会社大本組、三協技術株式会社
- 斎主:多賀城 陸奥総社宮
約11.4万㎡の大学跡地を官民連携で再生
本事業は、2023年に多賀城市と結んだ包括連携協定に基づく大規模開発です。大学の移転後に残った約11.4万㎡の跡地で、未来志向のまちづくり事業「ASMACI(アスマチ)」を展開します。
戸建住宅や分譲マンションを整えるほか、商業・医療・子育て支援施設やスポーツ施設も計画しています。健康づくり、にぎわい、暮らしの利便性、防災・減災の機能を備えたまちを目指します。
多賀城市が跡地の一部(約1万4500㎡)を取得して進める「スポーツウェルネス施設整備事業」とも連携し、行政施設と一体で開発します。
「医・職・住」を融合する三つの柱
人口減少と超高齢社会を見据え、従来の「衣食住」を超えた価値を生み出す方針です。「医」では予防医療や健康増進を重視し、日常生活のなかで健康を維持できる環境を目指します。
「職」は雇用と働きがいで、若年層や子育て世代の流入を促し、新たな雇用を生み出します。「住」は安心の住環境で、多世代が安全に暮らし、交流できるコミュニティの土台となります。この三つを融合させ、未来志向の生活拠点を形成します。
無電柱化と非常用エネルギーで防災力を強化
街区全体では、無電柱化、非常用エネルギーの確保、備蓄対策の強化を進めます。非常時にも機能する防災・減災拠点の整備を通じて、まちのレジリエンス(回復力)を高め、持続可能なまちづくりを目指します。
市のスポーツウェルネス施設と相乗効果を狙う
市の整備事業は、施設を集約しながら機能の充実を図る『縮充』の考え方を踏まえ、老朽化した総合体育館や市民プールなどを学校プール機能とあわせて移転・集約するものです。
単なる運動施設にとどまらず、子どもから高齢者まで気軽に立ち寄れる場を目指し、子どもの遊び場、スポーツやアクティビティを楽しめる空間、自然な交流が生まれるオープンスペースなどを整備する予定です。
ミサワホームは、市の拠点とASMACIが相乗効果を発揮し、官民連携による利便性の高い地域環境が生まれると説明しています。
ASMACIブランドの展開と今後の工程
ミサワホームは、医療・介護・子育て支援を中心とした複合開発や、高齢化に対応したコンパクトシティ型の不動産開発を、「ASMACI」ブランドで展開しています。
今後は2029年度に予定する分譲マンションや商業・医療施設などの「まちびらき」に向け、事業関係者と協力しながら段階的に工事を進めます。
駅から徒歩6分の立地に多様な施設を集約
計画の概要は次のとおりです。完成予想パースと概要は発表時点のもので、変更される場合があります。
- 計画地:宮城県多賀城市中央1丁目14番1他5筆
- 交通:JR仙石線「多賀城」駅 徒歩6分、JR東北本線「国府多賀城」駅 徒歩16分
- 敷地面積:114,666㎡(34,686坪)
- 施設概要:戸建住宅、分譲マンション、商業施設、医療施設、子育て支援施設、スポーツ施設ほか
- 工事期間:2026年10月~2030年内(予定)
- 施主:ミサワホーム株式会社、東北ミサワホーム株式会社
- 開発設計:昭和株式会社
- 造成施工:株式会社大本組
出典情報など
出典:ミサワホーム株式会社,官民連携で「医・職・住」が融合する、多世代共生型のまちづくりが本格稼働 「ASMACI多賀城開発事業」宅地造成工事に着手,https://www.misawa.co.jp/corporate/news_release/2026/1020/,リリース日:2026-10-20