プライムライフテクノロジーズなど3社、東京・押上に重量鉄骨造アパートメントホテル開業

東京都墨田区で進められてきたアパートメントホテル「KOKO HOTEL Residence 東京押上」が完成し、2026年7月16日に開業します。手がけたのはプライム ライフ テクノロジーズ株式会社、パナソニック ホームズ株式会社、そしてホテル運営を担うポラリス・ホールディングス株式会社の3社です。
土地・建物の保有から設計、建築、運営までを異なる会社が分担するという、新しい組み合わせで実現したプロジェクトといえます。3社の得意分野をかけ合わせることで、都心型の宿泊施設づくりに新しい形を持ち込みました。
3社それぞれの役割分担
今回のプロジェクトは、PLTまちづくり事業本部が中心となって企画したホテル開発の第一弾です。土地と建物はプライム ライフ テクノロジーズが所有し、設計・建築はパナソニック ホームズが担当しました。
使用されたのは、多層階に対応できる重量鉄骨造の賃貸レジデンス商品「ビューノ」です。そして完成した建物の運営は、ポラリス・ホールディングスが引き受けます。それぞれの会社が持つホテル開発や、造作家具・照明・カーテンといったFFEの開発・調達に関するノウハウを生かし、役割を分担して進めた点が特徴です。
プライム ライフ テクノロジーズグループはこれまでにも、事業主としてホテルを開発したり、ホテル物件の建築を請け負ったりと、宿泊施設に関するさまざまな実績を積み重ねてきました。今回はそうした経験を土台に、グループ内での連携を一段と深めた形になります。
建築コスト高騰への対応策として
現在、ホテル業界ではインバウンド需要の回復を背景に宿泊施設への需要が伸びています。一方で不動産業界では、資材価格や人件費の上昇によって建築コストが膨らみ続けているのが実情です。
こうした状況をふまえ、3社は互いのノウハウを組み合わせることで、工期を短縮しながらも品質を保ち、コスト面にも目を配った都市型宿泊施設づくりに取り組みました。
押上駅から徒歩5分の好立地
施設が建つのは、東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄浅草線・京成押上線の押上駅から徒歩5分という便利な場所です。
東京スカイツリーや東京ソラマチへも徒歩で行ける距離にあり、国内外から訪れる観光客の拠点として期待できる立地といえます。
広々とした客室と暮らすような滞在
建物は地上7階建てで、客室数は全25室です。各部屋は42.3平方メートルから58.2平方メートルとゆとりある広さを確保しており、複数人での宿泊にも対応できます。
部屋にはキッチンや冷蔵庫、洗濯機なども備え付けられており、旅先でも普段の生活に近い感覚で過ごせる工夫が凝らされています。数日から数週間といった中長期の滞在にも対応しやすい間取りとなっており、出張やワーケーション、家族旅行など幅広い用途で活用できそうです。
屋上には東京スカイツリーを一望できるテラスも設けられ、周辺の宿泊施設とは異なる魅力を打ち出しました。
環境性能の認証も取得
この建物は、建築物の省エネルギー性能を評価し表示する第三者認証制度「BELS」を取得しています。宿泊施設として快適さを追求するだけでなく、エネルギー消費の面でも配慮した設計になっています。
プライム ライフ テクノロジーズグループでは、こうした環境面への取り組みも重ねながら、長く使い続けられるまちづくりを目指す姿勢を示しています。
今後もグループの強みを生かした展開へ
プライム ライフ テクノロジーズグループは、今回のようにグループ各社の強みを掛け合わせる形で、社会や顧客が抱える課題の解決に取り組む方針です。
ホテル開発の分野に限らず、住まいづくりやまちづくり全般においても、複数の会社が連携するスタイルを広げていく考えを示しています。今後も幅広い提案メニューを通じて、新たなまちづくりや不動産開発を進めていく方針です。
ホテル公式サイト:https://koko-hotels.com/tokyo_oshiage/
出典情報など
出典:パナソニックホームズ株式会社,PLTまちづくり事業本部のホテル開発案件第1弾「KOKO HOTEL Residence 東京押上」オープン~ パナソニック ホームズの重量鉄骨造によるアパートメントホテル ~,https://homes.panasonic.com/company/news/release/2026/0714.html,リリース日:2026-07-14