みらいエコ住宅2026事業の「リフォーム」を解説|対象や補助金額

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みらいエコ住宅2026事業では、既存住宅の省エネ性能を高めるリフォームに対して補助金が交付されます。断熱改修や設備更新に加え、浴室やトイレなどの改修も対象となる点が特徴です。
本記事では、「みらいエコ住宅2026事業 リフォーム」の対象住宅や条件、補助金額の上限、申請時の注意点まで分かりやすく整理して解説します。
みらいエコ住宅2026事業がスタート

国土交通省・環境省は「みらいエコ住宅2026事業」を実施しています。これは2050年カーボンニュートラルの実現に寄与する良質なストック形成を図るため、「ZEH水準住宅」や「長期優良住宅」の新築、特に高い省エネ性能等を有する「GX志向型住宅」の新築及び省エネ改修等への支援を実施する事業です。
これにより、物価高の影響を受けやすい住宅分野の省エネ投資を下支えします。
リフォームの補助対象

ここでは、リフォームの補助対象について解説します。
対象住宅
みらいエコ住宅2026事業の対象住宅は、下記の通りです。
- 「平成4年基準※1を満たさない 」または「平成11年基準※2を満たさない」住宅※3であること
補助対象工事
みらいエコ住宅2026事業の補助対象工事は、以下①~⑧の省エネ改修や子育て改修等のリフォーム工事です。
実施するリフォーム工事が、平成11年基準※2相当に引き上げる工事または平成28年基準※4相当に引き上げる工事である場合に限る(対象住宅と実施するリフォーム工事に応じて設定される必須工事の組み合わせを実施すること。なお必須工事とその組み合わせは、後日公表)
- ①開口部の断熱改修
- ②躯体の断熱改修
- ③エコ住宅設備の設置
- ④子育て対応改修
- ⑤防災性向上改修
- ⑥バリアフリー改修
- ⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
- ⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
補助対象者
みらいエコ住宅2026事業の補助対象者は、「補助対象事業の発注者」です。
・※1エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律で定められた住宅の省エネルギー基準において、平成4年に制定された基準。断熱等性能等級3に相当。
・※2エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律で定められた住宅の省エネルギー基準において、平成11年に制定された基準。断熱等性能等級4に相当。
・※3原則、「平成4年基準を満たさない」住宅とは平成3年以前に建築された住宅、「平成11年基準を満たさない」住宅とは 平成10年以前に建築された住宅とする。
・※4建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律に基づく省エネ基準。断熱等性能等級4、一次エネルギー消費量等級4に相当。
リフォームの補助金額

ここでは、みらいエコ住宅2026事業のリフォームに関する補助金額について解説します。
上限額
みらいエコ住宅2026事業のリフォーム補助金上限額は、下表の通りです。
| 対象住宅 | 実施するリフォーム工事 | 上限額 |
|---|---|---|
| 平成4年基準を満たさない住宅 | 「平成28年基準」相当に引上げる工事 | 100万円/戸 |
| 平成11年基準を満たさない住宅 | 「平成28年基準」相当に引上げる工事 | 80万円/戸 |
| 平成4年基準を満たさない住宅 | 「平成11年基準」相当に引上げる工事 | 50万円/戸 |
| 平成11年基準を満たさない住宅 | 「平成11年基準」相当に引上げる工事 | 40万円/戸 |
還元方法
交付された補助金は、予め補助対象者と合意した下記いずれかの方法により、登録事業者から施主に還元されます。
- ① 補助事業に係る契約代金に充当する方法
- ② 現金で支払う方法
※還元方法が「②現金で支払う方法」の場合、還元時期について予め両者で合意するものとし、みらいエコ住宅事業者は補助金の交付から遅くとも2ヶ月以内に共同事業者への還元を完了することが必要です。
リフォームの対象期間・スケジュール

みらいエコ住宅2026事業の対象期間やスケジュールは、下記の通りです。
- 契約期間:契約期間は問いません
- 対象工事の着手期間:2025年11月28日以降に着手したもの
- 交付申請期間:申請開始~遅くとも2026年12月31日まで(予算上限に達した場合は当該時点まで)※締切は予算上限に応じて公表。
- 交付申請の予約期間:申請開始~遅くとも2026年11月16日まで(予算上限に達した場合は当該時点まで)※※締切は予算上限に応じて公表。
2025子育てグリーン住宅支援事業との違い・変更点
ここでは、「2025子育てグリーン住宅支援事業」と「みらいエコ住宅2026事業」の「リフォーム」に関する違いや変更点について分かりやすく解説します。
リフォーム全体の予算縮小
| 2025子育てグリーン住宅支援事業 | 400億円 |
| みらいエコ住宅2026事業 | 300億円 |
上表のとおり、「みらいエコ住宅2026事業」のリフォーム予算は300億円で、2025年より100億円縮小されています。これにより早期に予算終了となる可能性が高くなるため、早めの申請がおすすめです。
一戸当たりの補助上限金額は拡充
| 2025子育てグリーン住宅支援事業 | 上限60万円/戸(Sタイプ) |
| みらいエコ住宅2026事業 | 上限100万円/戸(平成4年基準を満たさない住宅を「平成28年基準」相当に引上げる工事) |
「みらいエコ住宅2026事業」の一戸当たりの補助上限金額は100万円で、2025年より引き上げられています。ただし対象となる住宅や基準は厳格化されており、該当するかチェックする必要があります。
工事着手タイミングが後倒しに
| 2025子育てグリーン住宅支援事業 | 2024年11月22日以降に着手したもの |
| みらいエコ住宅2026事業 | 2025年11月28日以降に着手したもの |
2026年の対象工事の着手期間は「2025年11月28日以降に着手したもの」と、2025年よりも後倒しになっています。対象期間外の場合には補助金の対象とならないため、事前に確認しておきましょう。
まとめ
みらいエコ住宅2026事業のリフォームは、省エネ性能の向上を前提に幅広い工事が対象となり、最大100万円の補助が受けられる点が魅力です。一方で、対象住宅や工事要件は細かく設定されており、事前確認が欠かせません。
また補助金全体の予算が縮小されているため、早期申請が重要です。条件を正しく理解し、計画的に活用することがポイントです。