「乾燥機」の設置が人気|置き場所や注意点まとめ

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トレンドワード:乾燥機の置き場所
共働き世帯の増加や家事効率化のニーズから、衣類乾燥機を設置する家庭が増えています。天候に左右されずに洗濯物を乾かせるだけでなく、時短や家事負担の軽減にもつながるのが魅力です。
しかし一方で、種類や設置場所、必要な設備によって使い勝手は大きく変わります。そこで本記事では、乾燥機の種類やおすすめの置き場所、設置時の注意点について分かりやすく解説します。
乾燥機の種類

ここではまず、乾燥機の種類について解説します。新築やリフォームで設置を検討されている場合には、ぜひ参考にしてみてください。
電気式
電気式乾燥機は200V電源があれば設置でき、ガス工事が不要なため新築・リフォームどちらにも対応しやすいのが特徴です。
電気式の中には「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」があり、ヒートポンプ式は電気代を抑えられる一方、本体価格は高めです。一方で乾燥時間はガス式より長くなる傾向がありますが、設置自由度の高さが魅力となっています。
ガス式
ガス式乾燥機はガスの強い熱で一気に乾燥できるため、短時間でふんわり仕上がるのが最大の特徴です。最近ではとくに人気の高い方式で、共働き家庭や洗濯量が多い家庭に向いています。ランニングコストは比較的抑えやすい点もメリットです。
ただしガス栓の設置や排湿ダクト工事が必要になるため、導入コストや設置場所に制約があります。
ガス温水式
ガス温水式はガスで温めたお湯の熱を利用して乾燥する方式で、衣類へのダメージを抑えながら乾燥できるのが特徴です。浴室暖房乾燥機などと配管を共有できる場合、施工コストや設置の自由度が高まります。
一方で温水設備が必要なため、導入は新築・リフォーム時の検討が基本となります。また対応機種が限られており、温水設備との連携が必要なため設計段階からの検討が重要です。
ドラム式洗濯乾燥機
ドラム式洗濯乾燥機は、洗濯から乾燥まで一台で完結できるのが最大のメリットです。設置スペースを抑えられるため、ランドリールームを広く取れない住宅にも適しています。
一方で乾燥容量が専用乾燥機より小さい場合が多く、乾燥時間も長くなりがちな点には注意が必要です。乾燥性能や使い勝手は機種によって差があるため、事前比較が重要となります。
乾燥機の置き場所・間取り

ここでは、乾燥機のおすすめの置き場所や間取りについて解説します。
洗面脱衣室
洗面脱衣室は、洗濯機と同じ空間に乾燥機を設置できるため、動線がシンプルになります。洗う・干す・乾かすといった流れが一箇所で完結し、家事効率が高くなる点がメリットです。
一方でスペースが限られるので、圧迫感や湿気対策には注意が必要です。換気設備や除湿対策をあわせて検討することで、快適に使える空間になります。
ランドリールーム
ランドリールームは洗濯専用の空間で、作業台や室内干しスペースと組み合わせることで「洗う・干す・たたむ」までを一室で完結できます。
乾燥機を設置することで、家事効率と快適性を両立しやすいのが特徴です。生活感を他の部屋に出さずに済む点は魅力ですが、その分ある程度の床面積を確保する必要があります。
廊下
廊下に乾燥機を設置する間取りは、スペースが限られている場合に選ばれることがあります。動線上に配置することで家事のついでに操作しやすい点がメリットですが、音や振動が気になりやすく、生活動線と干渉する可能性もあります。
設置する際は通行幅の確保や防音対策、見た目の工夫が重要です。
クローゼット
クローゼット内に乾燥機を設置することで、乾燥後すぐに収納できる効率的な動線が実現します。とくにファミリークローゼットと組み合わせると、洗濯から収納までの手間を大きく減らせます。
ただし湿気や熱がこもりやすいため、換気設備の設置や扉の仕様には注意が必要です。衣類への影響も考慮した計画が重要になります。
リビング
リビングに乾燥機を設置するケースは多くありませんが、ワンルームマンション等、スペースの制約がある場合に検討されます。
ただし家族の目が届く場所で操作しやすい反面、音や生活感が出やすい点がデメリットです。インテリアになじむデザインや収納で隠す工夫を取り入れることで、違和感を抑えた設置が可能になります。
乾燥機設置の注意点

ここでは、乾燥機設置の注意点について解説します。
ガス式はガス栓への接続が必要
ガス式乾燥機を設置する場合は、専用のガス栓への接続が必要になります。設置場所の近くにガス栓がない場合は新設工事が必要となり、費用や工期が増える点に注意が必要です。
また、排湿用のダクト工事もあわせて検討する必要があります。新築時であればあらかじめ設置位置を決められるため、配管計画を立てておくとスムーズに導入できます。
電気容量の確保が必要
電気式乾燥機を設置する場合は、必要な電気容量を確保しておくことが重要です。とくに200V対応の機種では専用回路が必要になるケースもあり、分電盤の容量や回路数の確認が欠かせません。
他の家電と同時使用した際にブレーカーが落ちるリスクもあるので、余裕を持った電気設計をしておくと安心です。
乾燥機本体の搬入経路を確保する
乾燥機は本体サイズや重量があるため、設置前に搬入経路をしっかり確認しておく必要があります。玄関や廊下、階段の幅、高さ、曲がり角のスペースによっては搬入できないケースもあります。
とくに2階設置や狭小住宅では注意が必要です。設計段階で搬入ルートを想定し、必要に応じて窓搬入なども検討しておきましょう。
まとめ
乾燥機は種類や設置場所によって、使い勝手や満足度が大きく変わります。とくに新築やリフォームでは、動線や設備計画とあわせて検討することが重要です。
ガス式・電気式等の特徴や必要な設備を理解し、ご自宅に合った方法を選ぶことで、家事効率を大きく高められます。後悔しないためにも、事前に設置条件や使い方をしっかり確認しておきましょう。